ゆっくりめなヨガの意味
2017年9月23日
今日はどうしますか?とテーマを聞くと
「久しぶりだからゆっくりめに」 との声をよく聞きます。
でも、ゆっくりだから楽なわけではないです。^^
ポーズ数が少な目にして、ちょっとキープ時間を長めにしています。 じっくり効かせるようにします。
ヨガで使う筋肉は、深層筋と言われる筋肉群です。
この筋肉の特徴は
- 細い
- 酸素を使う
- 遅筋といわれ、脳から指令が伝わるのも遅い
- じわじわとキープするための筋肉。
ゆっくりやると、実はきついのです。
と言ってもきついと言いながら1分30秒くらい。
筋肉が記憶する、指令が伝わるには最短7秒かかります。
そうすると1分30秒は長いでしょう!?
私が学校で、インストラクターのキューイングを習ったときのキープ時間は、2分~2分30秒でした。
でも、これはインストラクターの話です。
実際にこの時間を生徒さんにキープをさせたらとても苦しいのです。
前屈だったり、身体を預けるリストラティブヨガなどはキープ時間はこの場合ではありません。
長~いです。
脱力や開放でしたら逆に最低5分位はかけないと力が抜けません。(実際は20分以上)
身体に指令がいき、なおかつ程よく長めに^^
キープして、呼吸を一生懸命する。
シンプルだけど、一番効くのはこういうことです。
生徒さんがよく言うのですが
「やったのに、忘れちゃう~」
いいんですよ、忘れて。
おうちでやるヨガは、1つのポーズでもじっくりやれば効くのです。
私も家では、そんなにいっぱいやりません。
キープ時間が長~いことが多いです。
そういう時の方が身体を観察し、起きることを感じることが出来たりします。
レッスンは、60分で全体のバランスや自律神経を整えるため、プログラムを組んでいるだけなのです。
(即興ですが、これもずっとやっているから出来ること)
なので、”おうちヨガ”は一つのポーズでも長めにやれば、効果大ですよ。
一つなら、できそう!!
そう思いませんか?