ヨガをやればやるほど、呼吸も動きも楽になる!!
2017年4月30日
こんにちは。
ある日の、西谷地区センターのヨガでのことです。
そのときに、2コマつづけて参加されたYさん。
2コマ目が終わってから、
「呼吸がすごいしやすくなった。」
との言葉。
「最初の1こまめは、息が吸えなくて。2コマ目は大丈夫かな~と思ったら、こっちの方が全然楽なのに、びっくり。」
けっして、2コマ目が楽だったわけでは、ございません。
もちろん、1コマ目とは内容も違います。
1コマ目は、上半身が筋肉痛というので、背中に効く感じでやっていきました。
2コマ目は、産後9か月の方がいらして、仙骨痛や腰痛もだいぶよくなってきたので、体幹を鍛える系にしていきました。
肺というのは、肺自体は外との陰圧で勝手に動いているだけです。
スペースがある分だけ膨らみます。
このスペースは肋骨の中です。
しかし、この肋骨の肋間筋は、非常にこりやすいところ。
気温差、ちょっとのストレスで縮むのです。
そうすると、肺のスペースが狭くなります。
なので、肋間筋やそれにくっついているあらゆる筋肉、肺を拡張する筋肉(総称は、呼吸筋)を伸ばすことが肺のスペースを広げることになります。
そして、この呼吸筋は深呼吸を意識すると動きだします。
普段の呼吸では、肋骨を動かすほどの呼吸はしていないのです。
肺が膨らみ、肋骨を押す。
↓
肋間筋伸びる。
↓
周りの筋肉も動いて肋骨が広がるスペースを作る。
↓
もっと、肺が膨らむ。
↓
スペースを空ける
を繰り返していくのです。
だから、呼吸が楽になった~と。
苦しいのは、呼吸筋が動かないからなのです。
呼吸が深くなると、筋肉にエネルギーが行き、老廃物が出ていきます。
そして、動きが楽になるのです。
これが、普段から深呼吸を意識すると~
老廃物が出ていく
↓
巡りがよい
ということなんですよ~。
だから、
「思ったより楽だった~」
というわけです。
呼吸筋を鍛えるとよいことだらけ。
ヨガなら勝手に鍛えられます^^