マタニティと産後のヨガの共通点と違い。
2017年4月22日
マタニティの方、産後の方の筋肉の状態はほぼ同じ状態。
ほぼというのは、
マタニティの方は、お産に向けて筋肉が柔らかくなっていく状態。
産後の方は、筋肉が柔らかくなっている状態。
ただ、ヨガをする方向性が違います。
マタニティの方は、骨盤を開かせていく方向。
赤ちゃんを出すので^^
産後の方は、骨盤を締める方向。
開いたままだと、内臓を支えられず、どんどん内臓の位置が下がります。
年を取った時に子宮脱などになってしまいます。
マタニティの方は、お腹に圧をかけずに行います。
変化していくからだに対応していくことと、体力、骨盤底筋群に柔軟性をつけること。
また、呼吸に意識をむけることで、お産の時に落ち着いて望めることからです。
お産が大変になるときの一つは、呼吸が上手くいかなくなったとき。
ヨガをすると呼吸が深く入るようになるので、痛みを緩和するホルモンが出てくるのです。
また、骨盤底筋群が柔軟性に富んでいると、陣痛が始まった時にスムーズに開いてくるようになります。
産後の方は、骨盤底筋群を鍛えて、緩んだ筋肉を強化しながら身体を整えていくこと。
産後に手首を痛めたり、腰痛や肩こりが起きるのは身体の筋肉が緩んで子育ての
重労働に耐えられなくなることからです。
同じポーズでも、産前と産後ではやり方を替えます。
しかし、ゆったりめなのは同じです。
産前も産後もフローや、ハードなヨガはかなりキツイ。
マタニティの方は、血圧が赤ちゃんの分まで上がります。
なので、動きすぎると赤ちゃんが苦しくなります。
ハーハーいっちゃう。
産後の方は、見た目には分からないですが、体力をかなり消耗しています。
だって、血液ながして1か月くらい動けないところからです。
普通にケガをして、血液を600~800ミリ流していたら大ケガですよね。
しかも、産後21日というくらい子宮の出血が止まるのにはそれくらい時間を要するのです
お産というと、「大丈夫!!」と聞こえますが、違いますよ。
それ、大ケガ状態ですから><
普通にリハビリになりますからね。
ママも周囲の人もそれに気づいていない事実。
もっと知って~。
私自身、産前産後のヨガを勉強して自分の当時の不調がなぜ起こったかを学びました。
このことを知っていたのならと当時の自分が不憫でなりません。
産後ヨガに来てくれる方は、一様に
「マタニティヨガがお産に役立ったから。」
とお話ししてくれます。
そして、産後もヨガで整えることはできます。
私がそうです!!
マタニティでも産後でもなんでもござれ、ヨガの活用方法指導します。