産後の体重は、いつ戻る?
2017年4月3日
1産後のお母さんに、よく聞かれること。
それは体重。 妊娠で増えた体重、戻らなかったら(涙)ですものね。 まず、母乳をあげてる間は、急激に減ってしまうと、赤ちゃんにご飯あげれないので、ここで減ることはまずないです。
母乳は血液が変わったものなので、そりゃーカロリー使います。
ここで、食事を減らしたりするのは本末転倒です。
母乳は出なくなるし、元々必要な産後の回復のための自分自身を回復させるための生命力(中医学では、”先天の腎”といいます。)を搾り取ってしまいます。
喉が渇き、食欲が増すのは当たり前です。
ミルクの人でも、無理に減らしたりしない方がいいです。
お産は、自分自身の生命力(細胞を補修するための”先天の腎”)いわば体力をかなり使います。
これは、補充はできないのです。
産後は、この失った”先天の腎”を補うために必要な栄養(後天の腎)を先に補充することが必要なのです。
でないと、数年後にそのツケは一気に回ってきます。
- 白髪になる。
- 月経が早くに上がる
- 更年期が早めに始まる
老化が人より早く始まってしまいます・・・
離乳食が始まるころからを目安に、徐々に産後1年の体が完全に戻るまで、時間をかけていくことが必要です。
増えるのに10ヶ月かけて身体を改造したのです。
元の身体(骨盤や子宮)になるのもそれくらいかかります。
ここから、母乳を出すために余分にとっていた食欲を通常に戻す必要があります。
骨盤が閉じてくれば、食欲も通常は段々戻ります。
ここまでは、ちゃんと産後ケアした人の話。
怖いのは私みたいに産後何もせずきた人ですね。
しっかり骨盤ベルト等で支えもせず、鍛えてもこなかった人は、骨盤が緩みきり、内臓が下垂気味なので、お腹いっぱいになるのが遅くなります。
わあーっ、食べれそうと食べて、滅茶苦茶お腹いっぱいになり、食べなきゃよかったガクリのスパイラル。
慌てない、慌てない、原因を一つ一つ考えていきましょう。
しょっちゅうお腹がすくなら、ちょこちょこと1食を少なめにして回数を多く。
下垂した、内臓を戻すために徐々に骨盤を整えていく。
エクササイズや、正しい姿勢ですね。(ヨガなどですよ)
睡眠時間が足りないと、自律神経もおかしくなります。
おかしくなるとホルモンも乱れて、太りやすくなります。
脂肪は女性ホルモンを作ってくれますが、バランスがおかしくなると脂肪を溜め込んでしまいます。
育児ストレスを溜め込まない。
よくいう、ストレス食いですね。
これらが合わさるとなかなか体重が減らなくなったりします。
なぜかなーという原因を考えてみるといいかもしれませんね。
身体を整えたい方は、気軽にヨガにいらしてください。