ヨガで一番難しいポーズは?
2017年11月29日
ヨガで一番難しいポーズは?
それは!
シャバーサナ(屍のポーズ)です。
シャバーサナのときの意識は起きているときと寝ているときの中間。
何も考えていない無の状態、何も囚われていない状態。
身体は、極力静かな状態。
呼吸、脈などの活動も最低限な状態。
生きている状態でなるべく死んでいる状態に近づけるポーズなんです。
そうすることで、シャバーサナから目覚めたときに身体に心に活力が満ちるのです。
しかし、こんな状態難しいですよね。
みなさん、大抵屍に近いくらい寝ます(笑)
本場インドでは、これに近づけるために埋められてそのまま死んじゃった><なんてことも昔あったとかなかったとか・・・
大体のインストラクターは、ボディスキャンといわれる身体の状態の観察をまずします。
自分の状態を爪先から機械が通って見ているようなイメージで、客観的に外から見ている感じです。
身体の状態を見ていくことで、徐々に思考を失くすことと、楽に姿勢を保てるように細部の力を抜いていくためです。
この身体全部をスキャンするというのを本気でやると・・・10分以上かかります。
そこからお休みすると、結構な時間お休みしますよね・・・
大体のみなさんはレッスンが60分~90分だったりします。
シャバーサナに時間をそこまで避けられない・・・(シャバーサナのレッスンなら別ですが)
それと、体験的に長くて7分位がシャバーサナには適当な時間のような気がします。
それ以上長いと確実に爆睡に入ります。
シャバーサナは寝てもいいですよとは言いますが、本来はアーサナなので(笑)
只、正直な話寝ないのは大変だと思います。
プログラムは上がって下がるように出来ているので、自然に副交感神経が優位になるようにしているのです。
副交感神経が優位なら、眠くなります。
私も自分がしているときは、寝ないように意識を保つのが正直大変です。
かといって、思考するのはシャバーサナではありません。
このジレンマ・・・
だから一番難しいポーズなのですね。