本当はどこが固いのか?
2017年7月2日
◇本当はどこが固いのか?
以前のレッスンでのお話し。
みなさんレッスンすると
「私は身体が固くて~」というお話しになります。
私から見てると、みなさんそれほどでもないのですが・・・
(私と比べてはいけません)
どうやら、前屈をするとぺったりするのに、憧れるのです。
まず、普通に前屈すると・・・
このときに「おなかつかな~い。」となるわけです。
しかし、膝を曲げて前屈すると、あら不思議。
大抵の人は「お腹がつきました!!」となるんです。
なんででしょう?
ハムストリングと、ふくらはぎが固いからなんです。
伸ばすと、この筋肉に腰周りの筋肉が引っ張られて体が傾かなくなるのです。
膝を曲げて、最初からハムストリングの動きをなくすとできるのです。
ハムストリングやふくらはぎが固い人は長座(足を伸ばして座る)すると、後ろにひっくり返りそうになったり、不安定になります。
ハムストリングは、とても太い筋肉なんです。
そして、骨盤を支えているので、ちょっとやそっとではなかなか柔らかくなりません。
お風呂から出たらコツコツとか、地道に長~い時間をかけてストレッチするしかない部位でもあります。
たまに、本当に股関節が固い人はいますが、そんな人はまれです。
太いので、一回傷めると治りづらいところでもあります。
しかし、ここを上手く使えるようになると、足の血行はみるみるよくなり、むくみや冷えも解消されます。
ヨガなら、効率的に伸ばせます。