体幹から押す、体幹から伸びる。
2017年6月25日
「体幹から押す体幹から伸びる」とはどういうことでしょう?
今日のテーマは、体幹を鍛える。
まっすぐ立った、ターダアーサナ。
足の裏で床を押して、その反動で上半身をまっすぐ伸ばすのです。
只、このポーズはそれほど重力の力を受けていないので、上半身は比較的すっと伸びるイメージ。
ところが・・・
パールシュヴァッコナーサナになると、
このポーズ、伸ばしている足から頭まで、一直線です。
伸ばしている足は、お腹からグッと床に向けて押します。
よく見ると、ターダアーサナが斜めになっているポーズです。
「曲げている足が、凄い疲れちゃう、どうしても、この足に体重がかかっちゃう。」
という生徒さん。
こういう方は結構います。
これを防ぐためには、実はもう一つ力を加える必要があります。
それは、上半身を上に伸ばす力。
積極的に、この力を加えないと、ぐにゃりとなるのです。
反動にプラスをしないといけないのです。
上半身と下半身を繋ぐ骨盤に力を通さないといけないのです。
骨盤から床に向けて足を押して、その床を押した力を骨盤が受けて上半身に流す。
力が戻ってくるのを、骨盤が感じられるようにまずは足で一生懸命、床押してみましょう。
どのポーズもそうですが、体幹を通る力を感じるようになると、身体は劇的に動きが変わります。
イチローもやっているヨガ(ちなみに、イチローがヨガを始めたら、アメリカ在住の日本人男性の中でヨガブームが起きたという)